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2025/04/19

赤い車は色褪せる?その理由と対策について

「赤ってかっこいいけど、なんか色褪せやすい気がする…」
そう思ったことがある方、意外と多いのではないでしょうか?

実はそれ、気のせいじゃありません。
赤系の塗装は、他の色よりも退色しやすいんです。

どうして赤だけ褪せるの?
車のボディカラーは、顔料や染料によって色を出していますが、
赤の色素は紫外線や酸化の影響を受けやすい性質を持っています。

特に昔の「ソリッドレッド(クリア層のない単色赤)」は、塗装そのものがむき出しなので、劣化が進むとピンクっぽくなったり、白っぽくなったりします。

近年の赤はクリア塗装がされていてある程度保護されていますが、
それでも他の色に比べて劣化の進行が早い傾向があります。

劣化のサインとは?
• ツヤがなくなる
• くすんで見える
• ピンクっぽくなる
• 洗車しても色に深みが出ない

こういった症状が出てきたら、塗装の表面が劣化・酸化しているサインです。

じゃあどうすればいいの?
まず大切なのは、“クリア層を整えること”です。

磨きで酸化した表層を適切に取り除き、塗装の肌をなめらかにすることで、元の艶や発色がよみがえります。

その上にコーティングを施すことで、紫外線からのダメージを軽減し、劣化を遅らせることが可能です。

赤のボディは、ちゃんと手をかけてあげると他の色にはない“深み”と“存在感”が生まれます。

赤は、ただ目立つだけの色ではありません。
きちんと磨いて艶を出したときの美しさは、唯一無二です。

「昔の輝きを取り戻したい」
「これ以上褪せてほしくない」

そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。