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2023/03/22

車磨きについて

ガラスコーティングをかける上で最も重要な項目と言っても過言ではない工程が磨きの工程です。
磨きとは車体をポリッシャーとコンパウンドを使って表面の傷や汚れなどをなくしていく作業です。
この作業がうまくいかないと、ガラスコーティングの定着が悪くなってしまったり、コーティングの持ちが悪くなってしまったりしまいます。
そして、コーティングをかけても傷が見えている状態だと見た目も美しくなくなってしまいます。
コーティングをかけたいと思っているオーナー様はやはりきれいな状態を維持したいと思っているオーナー様がほとんどです。
それなのに傷がついている状態のままコーティングを塗ってしまっていいのでしょうか?
一度車体の表面を磨いてきれいな状態にしてからコーティングを塗ったほうが美しい仕上がりになるのは明白ですよね。
そのためにも磨きの工程は必須なのです。

しかし、磨きと一口に言ってもかなり奥の深い分野です。
なぜならポリッシャーとコンパウンド、バフなどの組み合わせは数多に存在し、車体の特徴に合わせてそれらを駆使し磨いていかなければならないからです。
では、どうやってその組み合わせを瞬時に判断しどんな車でも最高の仕上がりまで持っていけるのか?
それはもう経験台数です。
当店の技術者は過去に約5000台の車両磨きを経験しており、コーティング研磨技能士の資格も取得しております。
車種も国産車から輸入車まで多種多様な車体を磨いてきました。

ただ我武者羅に磨いても技術は付きません。
どんな車体でも最高の仕上がりになるように、そして車体の負担にならないように最短の工程で仕上げられるように工夫をしてきました。
車体には塗装の上にクリア塗装という透明な塗装があります。
磨きの作業ではそのクリア塗装を磨き込むのでクリア塗装を痛めてしまう磨きはできません。
また、クリア塗装を抜かずにきれいに磨く限界もあります。
そのクリア塗装を抜かずに限界まで車の美しさを引き出すのが当店の“磨き”の工程です。
正直に言うとまだ磨きを始めたばかりの時は何度もクリアを抜いてきました。
しかし、その失敗があってこその今の技術だと思っています。
クリア塗装を痛めずにいかに最小のダメージで美しさを引き出せるか。
日々技術に磨きをかけています。
昨日より今日、今日より明日、技術を磨き込めるか。
オーナー様の思い描く美観の想像を遥かに超える仕上がりを提供したくて日々研究を重ねています。

磨く環境も暗室でスポットライトを当てて磨きます。
暗いところでは傷が見えにくいのではと思われますが逆なのです。
明るい室内で車体を見ると光が傷を飛ばしてしまって傷は見えにくくなってしまいます。
そこであえて暗室でスポットの明かりで傷を見ます。
そして最後に太陽光でコーティングのムラや傷のチェックをします。

当店の磨きのメニューではライトポリッシュが一番軽い磨きメニューとなっておりますが、決して手を抜くわけではありません。
あくまでも磨きの工程の差であって向き合う気持ちはどのメニューでも同じです。
むしろライトポリッシュでも他のお店との違いがしっかりわかるような磨きを心がけています。

この磨きの工程にどれだけ注力するかでコーティングの仕上がりは格段に差が出ます。
圧倒的な美観をお求めの方はぜひ一度当店の磨きを体感してみてください。